インドネシア気象庁(BMKG)は昨日からの1週間にわたり全国的に局地的な大雨と強風の恐れがあるとして注意を呼びかけた。特にスマトラ西部やジャワ島、小スンダ列島、南スラウェシ、パプア山地地域では大雨警報が発令された。また、強風についてはバンテン州、西・中部カリマンタン州、ゴロンタロ州、北スラウェシ州などで注意が必要とされている。BMKGは各地で洪水や地滑りなど、水害への備えや排水路の点検を呼びかけた。

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雨期の本格化に伴い、異常気象への備えが全国的な課題となっている。特に今回のように熱帯低気圧などの影響で大雨強風のリスクが高まる局面では、事前の警報発令と住民に早めの避難を促すことが被害軽減のカギを握る。
気候変動の影響で異常気象が続く中、インドネシアはインフラ強化や効果的な早期警戒システムの整備を通じて、防災・減災に取り組み続けることが求められる。
