
インドネシアの家電大手ポリトロン(Polytron)が5月に初の国産ブランドの電気自動車(EV)「 G3」=写真=及び上位モデル「G3+」を発表した。ベースとなる技術と部品は中国家電大手のスカイワース(創維集団)に依存しており、今後国産化の比率を高めていくことが課題となる。
発売形態として「Buy to Own(購入所有)」と「Battery-as-a-Service(BaaS):バッテリーサブスクリプション)」の2つのスキームを用意。バッテリーを持たなくても月額サービスとして扱うことで導入コストを下げる狙いだ。
サイズ・仕様ともにSUV(スポーツ多目的車)型というファミリー層・都市型利用を想定している。バッテリー保証も充実させており、アフターサービスは8年保証。下取りは3年後に70㌫保証とし、従来から指摘されてきたバッテリー劣化によるEVのリセール(再販売)バリューの低下に対応する。
価格帯は購入所有の場合は基本モデルが約4億ルピア、上位モデルは約4・5億ルピアで、Baasの場合は約3億ルピア。
価格帯は購入所有の場合は基本モデルが約4億ルピア、上位モデルは約4・5億ルピアで、Baasの場合は約3億ルピア。
