
プラボウォ大統領は12日、オーストラリアのサム・モスティン連邦総督と会談した。モスティン氏は就任後初となるプラボウォ氏の訪豪を歓迎し、両国の外交関係が75年を迎えることの意義を強調した。会談ではデイビッド・ハーレー前総督との縁や、両者に共通する軍関係の友人の話題も挙がった。
軍人出身のプラボウォ氏は「オーストラリア軍に多くの旧友がいる」と述べ、軍人同士の人的ネットワークに触れた。また両氏は引き続き両国の協力を深める姿勢を示した。
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インドネシアとオーストラリアは過去に共同訓練を通じて築いた人的ネットワークがあり、トップ同士がその共通点を確認し合ったことは、防衛・安全保障協力の強化につながる。
両氏が形式を超えて個人的な絆を深めることは、二国間関係において重要な潤滑油となる。今回のエピソードは両国の相互理解と連携の信頼感を高める一助となった。新政権の下で隣国との関係がより緊密になることが期待される。
