日本など総勢48人参加
JICK会

日本、インドネシア、中国、韓国の4カ国代表が参加する国際交流イベント「JICK会ゴルフ大会」が15日、西ジャワ州ボゴール県のグヌン・グリス・カントリークラブにて盛大に開催された。「JICK」は4カ国のアルファベット頭文字から由来する。
本大会には官民のリーダー層が一堂に会し、ゴルフを通じて国際的な交流と親睦を深めることを目的として約3年前から3カ月に一度行われており、参加国の枠を超えたハイレベルなネットワーキングの重要な機会となっている。

4カ国のほかにも、インドネシアと関わりの深い東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国からの参加もあり、今回は4チーム12人ずつ、総勢48人が参加した。
日本チームは日本を代表する商社、企業、法律事務所、中堅企業オーナーやインドネシアの有数企業に属する日本人など、インドネシアでの事業展開に深く関わる関係者がメンバーとなっている。また特別ゲストとして、日系資本が入っているボルボ・インドネシアもメンバーに加わり、会場には同社の電気自動車(EV)が展示された。

同日は幹事役を韓国チームを務め、「JICK会を通じた空の旅」をテーマとして、参加者がパイロットを模したシャツを着用してゴルフを楽しんだ。10番ホールには4カ国のキャプテンが手をつないだ等身大のボードが配置されたほか、韓国チームからの新たなコンペ方式が採用された。
日本チーム関係者は「スポーツを通して各国の協力関係を深め、インドネシアからアジア経済圏へ貢献していきたい」と語った。
