インドネシア中央銀行（ＢＩ）や財務省の公式発表なしにソーシャルメディアで流れた「ルピア単位変更に伴う新紙幣」の画像は完全な偽情報であることが18日、確認された。プルバヤ・ユディ・サデワ財務相は、ルピアの単位見直しは今年も来年も行わないと明言しており、法整備は２０２７年の完成を目指すと改めて説明した。
政府は法案を準備中だが、切り替え時期は未定であり、現時点では切り替え後の紙幣は存在しない。
コメント
デマへの対応は経済政策の誤解防止に不可欠だ。ＢＩ側も「通貨はすぐに切り替えない」として注意を促した。政府は情報発信を強化し、投資家や消費者が冷静に判断できる環境を整え、通貨単位見直し時にも影響を最小限に抑えるよう慎重な準備が求められる。