
インドネシア国家警察は18日、児童・学生を過激思想ネットワークに勧誘する新たな手法を公表した。SNSやオンラインゲームなどを利用し、いじめ被害者や家庭不和の子供をターゲットにプロパガンダを拡散した後、個別に接触して誘い込む手口で、初期段階では「ゲーム仲間」を装って信頼を得るという。警察当局は、この手法により本人が気づかないまま急進的思想に取り込まれるケースが複数確認されたと説明した。
コメント
ゲームやSNSを通じた若者の過激化は国際的にも懸念されており、国内でも対策強化が急務だ。家族や学校の支援が届かない若年層が狙われやすく、心理ケアや社会復帰支援といった包括的な対策が必要だ。政府はオンライン監視と啓発教育を両輪とした取り組みを進め、潜在的な危険から子供を守る体制を強化するべきだ。
