
20日にランプン州の高速道路で起きた交通事故の現場で、インドネシア国軍(TNI)の兵士が数万錠の合成麻薬(エクスタシー)を発見した。事故車両とみられる車両からは34個の袋に詰められた多数のエクスタシー錠剤が路上に散乱しており、警察は運転手が逃走したとみて行方を追っている。捜査当局はこの薬物とともに身分証も回収し、組織的な密輸ルートの解明を急いでいる。
コメント
高速道路上の事故が大量覚醒剤摘発につながる事例は、国内外の麻薬密輸網の存在を浮き彫りにしている。軍と警察の協力捜査は重要であり、今後も国境警備の強化や監視体制の充実が求められる。地方治安当局は、沿岸部など侵入経路の監視と検問を強化し、エクスタシーなど合成麻薬対策を進める必要がある。
