
韓国アンサン市で25日、マンディリ銀行の移民労働者向け支援プログラム「Mandiri Shabatku(マンディリ銀行はあなたの親友)」が初開催された。インドネシア人技能実習生183人が参加し、金融リテラシーや株式投資、帰国後の起業などについて学んだ。同プログラムは在韓国インドネシア大使館や金融業界が協力し、韓国で働く労働者の家族が将来事業を興せるよう支援する内容である。マンディリ銀行側は「韓国にいる間に貯蓄や投資で将来に備え、帰国後に起業できる力を養う」と説明している。プラボウォ大統領の人材育成政策とも連携し、国家の対外経済協力の一環として注目されている。
コメント
海外労働者に対する金融教育や起業支援は、新興市場戦略の一環といえる。人的資本を生かす取り組みであり、母国への送金や現地経済への貢献も期待できる。帰国後の職業訓練や雇用創出とセットで推進すれば、さらなる経済的成果に結びつく可能性が高い。
