早慶対抗ゴルフコンペ
第72回ジャカルタ慶早対抗ゴルフコンペが11月29日、クダトン・ゴルフ・アンド・カントリー・クラブで開催された。ジャカルタ三田会32名・稲門会31名の計63名が集う熱戦となった。
上位10名のグロススコア平均では三田会87・７に対し、稲門会が87・３でわずか０・４打差でリード。しかしホールごとのベストスコア勝負で、三田会が巻き返しを見せた。立て続けに生まれたバーディーが流れを一気に三田会へと傾けた。稲門会もイーグルで応戦し意地を見せつけるも、勝利への執念で三田会は最終的に９ホールでバーディーを重ねた。
最終的に三田会78・７、稲門会81・３と三田会が勝利した。稲門会の「バーディーを出すホールが集中してしまった」という惜しさが滲む。互いに実力伯仲、最後まで勝敗の読めない緊迫感が勝負の熱を高めた。
表彰式では、稲門会・上野太郎会長から三田会・武藤太一会長へトロフィーが手渡され、両会長は「この対抗戦を通じた親睦こそが最大の財産」とエールを交換。三田会は勝利の喜びを塾歌「若き血」で表現。武藤会長の胴上げで大会の幕を閉じた。
ジャカルタ三田会・稲門会では新規会員を募集している。両会共にゴルフだけでなく懇親会や若手会といった気軽に誰でも参加できるイベントも行っており、ジャカルタだからこそ生まれる交流の機会を提供している。