
ボランティアグループJ2net(Jakarta Japan Network)は今月1日、児童養護施設「Yayasan KDM」を訪問して、インドネシア人の子供たちと交流した。J2netは1999年10月に発足し、現在は約40人が参加している。同施設のほかにも、ストリートチルドレン保護施設や特別支援学校、幼稚園への定期的な支援や交流活動を行うほか、2022年の西ジャワ州チアンジュール地震で被害を受けた村には生活必需品を届けるなど継続的な支援を行っている。
1日は、メンバーで劇「おおきなかぶ」を上演した。J2netメンバーは白いTシャツを着て「かぶ」に扮した。かぶを抜く場面では施設の子供にも参加してもらい、参加した子も見ている子も楽しんだ。

劇の後は、折り紙で作った人形で紙相撲を行った。J2netメンバーの子供たちも参加し、日イの子供による白熱した対戦も見られた。
J2netは今年4月に洪水被害に遭ったボゴール県の幼稚園に椅子20脚を寄贈、また7月にはインドネシアの国立図書館で地元の読み聞かせボランティア団体とともに、8~12歳の子供らに絵本、音楽、工作を通じて日本文化を紹介するなどの活動も行っている。活動は、インスタグラム(@jakartajapannetwork)でも見ることができる。
