インドネシアニュース ガイキンド「26年新車、85万台を目標」
インドネシア自動車工業会(ガイキンド)はこのほど、2026年の国内四輪車の販売目標を前年比約5%増の85万台に設定したと発表した。25年の減少を踏まえ、緩やかな回復を見込む慎重な目標とした。

25年の自動車販売台数は80万3687台と、24年比で約10%の減少となった。ガイキンドはこうした背景から「目標台数を現時点で85万台としたが、市場の動向次第で柔軟に見直す可能性がある」と説明した。
26年はレバラン(イスラム教の断食明け大祭)後から年末まで比較的長期間にわたり、各社が積極的な販売策を展開できると期待されている。展示会の開催や新規ブランド・新モデルの投入が販売増を後押しすると見られる一方、近年の金利上昇や物価高を背景に、消費者の購買力には不透明感も残る。
編集部コメント
業界では26年の新車販売台数は90万台弱の水準で横ばい推移との見方が一般的だ。今回示された目標は、こうした市場の不確実性を反映したもので、達成可能なラインと捉えられている。
金利などマクロ経済要因の影響を受けやすい自動車販売では、需要喚起策とリスク管理の両立が重要となる。
メーカー各社にはコスト上昇への対応と、消費者への訴求力強化の両面が求められている。