インドネシアニュース 日・インドネシアで職業人材育成を拡大

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 国立ガジャマダ大学(UGM)の職業訓練校と日本の三幸学園、日本経済大学は15日、職業教育分野の連携を拡大する協定を締結した。交換留学や実習プログラムの新たな枠組みで合意し、両国の産業ニーズに応じた人材育成を強化する狙いがある。

日本と教育連携するガジャマダ大学職業訓練校=同校サイトより

 協定は日本在住のインドネシア人有志が設立した「サクランネシア財団」が仲介役となって実現した。同財団を創設したトフィック・ルスタム氏は「日本との協力を通じて、社会に価値を創造できる人材を育成したい」と述べ、産業密着型の教育モデルの推進に意欲を示した。

 調印式は福岡市の日本経済大学で行われた。

 UGMの職業訓練校は国際志向のカリキュラムで知られ、毎年、学生の約3割が海外で経験を積んでいる。今回の協定により、日本の企業や教育機関が受け入れ先に加わる。

編集部コメント

 こうした職業教育分野での連携は、両国の産業人材ニーズに応える取り組みだ。日本側の実践的な教育手法とインドネシア側の豊富な若年人口が結びつくことで、実務能力と国際感覚を備えた人材育成が期待される。中長期的には企業間の協力関係深化や労働人材の流動性向上にもつながり、両国経済の競争力強化に寄与する可能性もある。

 トフィック氏は「この提携は単なる学術交流にとどまらず、若者がともに学び合い持続的な社会に貢献する土台だ」と強調している。