インドネシアニュース 日・インドネシア、戦略的経済連携で一致
外務省は2月28日、ジャカルタで27日に開催された「第2回インドネシア・日本協力対話(IJCD)」において、両国が戦略的経済パートナーシップの強化や、インド太平洋地域におけるサプライチェーン(供給網)の安定化に向けた連携で一致したと発表した。

対話にはインドネシア側からアルマナサ・ナシル外務次官、日本側から赤堀毅外務審議官が出席。両国は「エネルギー転換の促進」「デジタル技術の活用」「戦略物資の安定供給」などの共通課題に取り組み、地域の経済的安定と持続的成長を支える方針で一致した。このほか、貿易、投資、海洋経済、防衛装備、産業高度化などの優先分野における具体的な連携策についても協議した。
編集部コメント
今回の対話は、2025年11月に東京で開催された外務・防衛閣僚(2プラス2)会合のフォローアップと位置づけられる。両国は第1回IJCD(21年、東京)以降、戦略対話を継続し、複雑化する国際経済情勢への対応策を協議してきた。
インドネシアにとって、日本との包括的経済協力の強化は産業高度化や持続的成長の実現に直結する。サプライチェーン強化や先端分野での協力深化は、中国依存からの脱却やデジタル経済推進を目指す双方の戦略にも合致し、経済安全保障の観点からもインド太平洋地域の安定に影響を与えそうだ。