インドネシアニュース 特急が脱線、一部で迂回措置も

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 中部ジャワ州ブレベス県のブミアユ駅構内で6日午後2時15分ごろ、東ジャワ州ジョンバン発ジャカルタ(パサール・スネン駅)行きの特急「バングンカルタ」が脱線した。

脱線した特急「バングンカルタ」=アンタラ通信

 この影響でジャワ島南部幹線を走行予定だった列車13便が北線経由の迂回(うかい)運転に切り替え、一部が運休するなど、島内の鉄道網は大きく乱れた。

 事故発生後、国鉄(KAI)は代行輸送のためバス10台を投入し、乗客を最寄り駅へ送り届けるなどの対応に当たった。

 現場では脱線車両の撤去作業が急ピッチで進められ、7日朝には復旧して通常の運行を段階的に再開した。

 同社は今後、脱線の原因を詳しく調査する方針だ。

編集部コメント

 ジャワ島の鉄道網が代替経路を持つとはいえ、一編成の脱線が南部幹線から北部幹線への大規模な運用変更を強いた事実は、幹線輸送の脆弱(ぜいじゃく)さを浮き彫りにした。

 事故は分岐器付近で発生したとされ、原因究明には車両のみならず、設備保守や運行管理まで踏み込んだ検証が必要だ。安全への信頼回復には迅速な復旧作業に加え、利用者への明確な情報提供も重要となる。