インドネシアニュース ジャカルタの安全度2位に知事「驚き」

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 ジャカルタ特別州のプラモノ知事は7日、欧州の民間コンサルティング会社「グローバル・レジデンス・インデックス」が発表した2026年都市安全度指数において、ジャカルタが東南アジア諸国連合(ASEAN)でシンガポールに次ぐ2位にランクインしたことに驚きを示した。

ジャカルタ中心部にある記念碑「ウェルカム・モニュメント」=ShutterStock

 順位がバンコクやクアラルンプールを上回ったことに対して、プラモノ氏は多様な宗教・文化行事を大きな混乱なく実施できた点を挙げ、ジャカルタの「包摂性と安定」という強みが反映されたと強調した。

 同社が発表した26年の安全スコアは、1位のシンガポールが0・90、2位のジャカルタが0・72。以下、バンコク(0・65)、ビエンチャン(0・61)、ハノイ(0・60)、クアラルンプール(0・57)と続いた。評価の指標には住民の体感治安や殺人事件発生率のほか、政治的安定性や災害リスクなどが含まれている。

編集部コメント

 ランキング上昇は都市のブランド向上につながり、投資や観光への追い風となる。指数は犯罪抑止だけでなく政治や災害、交通インフラまで織り込んでおり、行政管理能力の一定の改善を示している。

 一方、こうした数字は現場の細かな治安課題を覆い隠す懸念もある。プラモノ氏は評価に甘んじることなく、公共の安全と快適性を維持・改善し続け、市民の実感としての安心へ繋げる努力が必要だと強調した。