イベント情報 「希望の鶴」で被災地応援

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 インドネシア独立戦争を戦った残留日本兵とその子孫が運営する「福祉友の会(YWP)」の残留日本兵資料館(南ジャカルタ・テベット地区)で17日、昨年末に起きたスマトラ島の洪水被災者を応援する折り鶴ワークショップが開かれた。参加費の一部は被災者に寄付される。           このイベントは2011年の東日本大震災後、福田康夫元首相夫人の貴代子さんが被災地を励ますために「希望の鶴」と呼ばれる一般的な折り鶴とは違った折り方の鶴を作って被災者を支援したことに由来するもので、当日は2世から4世までの日系人や在留邦人ら約40人が参加した。

大人たちが見守る中、力強く餅をつく子供たち

 イベントでは日イ間で文化交流の架け橋を目指す邦人グループ「ペランギ」の合志久恵さんが鶴の折り方をレクチャーした。参加した大原悠太郎さん(小1)は初めて作った折り鶴に「難しかった」と感想を口にした。

 ワークショップ後には餅つき大会が開かれ、子供たちが力いっぱいに杵(きね)を振り下ろす姿を大人たちが見守った。杵と臼(うす)の貸し出しに協力したチカラン日本人会(CJC)の小林イツヨ会長は、「独立戦争を共に戦った元残留日本兵の歴史を、CJCとして次世代に伝えていきたい」と語った。