インドネシアニュース 邦画実写に熱視線 「国宝」18日公開
映画配給会社インター・ソルシンド・フィルムズは10日、日本映画「国宝」(李相日監督)を18日からインドネシア全国で公開すると発表した。現地では公開前に大手メディアが特集記事を組むなど、日本の実写映画としては異例の注目を集めている。

同社によると「国宝」は現地の日本映画ファン待望の一作として受け止められている。歌舞伎という伝統文化をテーマにしている点も特徴で、「幅広い層の関心を集めるだろう」と期待を示す。公開初日にはジャカルタでプレミア上映イベントを予定しており、日本文化を紹介するコーナーやコスプレ企画も実施される見通しだ。
同作は吉田修一氏の同名小説が原作。戦後の高度成長期を背景に、任侠(にんきょう)の家に生まれた少年が歌舞伎役者に才能を見出され、葛藤を抱えながら一流の舞台俳優へと成長していく姿を描く。主演を吉沢亮さんが務め、実写の日本映画としては興行収入記録を22年ぶりに更新した。
編集部コメント
現地ではポスターが公開され、SNS上で早くも話題となっており、ファンからは「最近はアニメだけでなく実写にも注目が集まっている。『国宝』は歴史ドラマとしても娯楽性が高そうだ」と公開を心待ちにする声も聞かれた。
これまでインドネシアでは、スタジオジブリ作品や『君の名は。』などのアニメ作品が高い人気を博してきたが、こうした実写大作の劇場公開は多くない。今回の公開は、日本コンテンツへの需要拡大や関心の高さを示す動きとして注目される。