インドネシアニュース ホンダ、二輪生産1億台へ 新工場で需要対応

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 ホンダのインドネシア現地合弁会社で二輪最大手のアストラ・ホンダ・モーター(AHM)は9日、累計生産台数が2026年中に1億台に達する見通しを発表した。また、年内には新工場の拡張を完了し、需要の拡大に対応する計画も明らかにした。

累計生産1億台を射程に捉えたAHM=Shutterstock

 累計生産台数1億台は、インドネシア国内の根強い二輪需要と、約8割(25年)という同社の高い市場シェアを象徴する。同社は25年の販売台数を、年末までに490万台にすることを目標にしていた。

 また同社は26年末までに、西ジャワ州チカランで建設を進めている新工場を稼働させる方針で、新工場ではスクーター専用の生産ラインを稼働させる。AHMの幹部は「インドネシアでは二輪市場の93%をスクーターが占める。需要に追いつくためには新たな生産能力が不可欠だ」と説明している。

編集部コメント

 インドネシアはホンダにとって長年の戦略拠点だ。近年の二輪市場成長率は1%前後と成熟の兆しも見られ、人口増を背景に販売台数は高水準を維持しており、需要は底堅い。

 AHMは26年の国内市場規模について、少なくとも前年並みの約640万台、最大で670万台程度に拡大する可能性があると予測している。