インドネシアニュース ブルーバードの売上高が過去最高を更新
タクシー大手ブルーバードは3月31日、2025年12月期通期決算を発表し、売上高が前年比13・2%増の5兆7053億ルピアと過去最高を更新した。純利益も前年比8・6%増の6358億ルピアを確保。デジタル化の進展と機動的な増車戦略が、堅調な業績を支えた。

同社によると、25年は約1800台の新規車両を投入し、電気自動車(EV)を含む総車両数は2万6000台を突破。供給力と顧客接点を同時に強化したことが、都市部での旺盛な配車需要の取り込みに寄与した。
デジタル戦略も加速している。専用アプリ「MyBluebird」の利用者は前年比で30%超増加し、全取引に占めるアプリ経由の予約比率は約4割に達した。同社は今後、外部プラットフォームとの提携や主要施設での優先配車枠の確保を通じて、競争の激しい都市交通市場での優位性を揺るぎないものにする構えだ。
編集部コメント
今回の売り上げ増加は、配車アプリ全盛の時代にあっても、既存のタクシー会社がサービスの質とデジタルを融合させれば十分に勝機があることを示した。
今後の焦点は単なる価格競争に埋没しない付加価値をどう維持できるかにある。自社アプリへの顧客誘導や予測可能な定額制サービスの浸透度などが、持続的な成長を占う試金石となるだろう。