インドネシアニュース 観光省がJALにジョグジャ便を要請
プトゥリ観光相は3月30日、東京で日本航空(JAL)と会談し、インドネシア各都市への航空ネットワーク拡充を要請した。両国間の往来需要が拡大する中、バリ島(デンパサール)便の増便に加え、ジョグジャカルタなど「優先観光地」への新規路線開設を強く促した。

会談では、JALによる東京―ジャカルタ線の毎日運航などが両国の交流を支える重要な基盤であるとの認識で一致。同相は世界遺産ボロブドゥール寺院に近く、大型機の離着陸が可能なジョグジャカルタ国際空港への乗り入れを具体的に提案した。
現在、両国間の直行便は週46便、年間座席数は約68万席程度に留まる。同相は「供給が依然として需要に追い付いていない」と指摘し、潜在的な観光需要を取り込むための協力を求めた。
編集部コメント
2025年の日本人訪問者数は前年比約12%増の約38万人となり、回復基調を鮮明にしている。一方でインドネシア人の訪日客数も約64万人と過去最高水準に達するとされ、相互訪問の熱は高い。
観光省の狙いは日本人客の行き先を首都圏やバリ島から地方都市へ分散させ、地域経済の活性化につなげる点にある。直行便の地方路線が開拓されれば、地方観光地への消費波及効果に劇的な変化をもたらす可能性がある。