インドネシアニュース 医療保険、TikTokで「生相談」
公的医療保険「BPJS健康保険」は7日、動画投稿アプリTiktokのライブ配信機能を活用した情報提供・苦情対応プログラム「BPJS Kesehatan OnAir」の運用を本格化したと明らかにした。2025年9月にスタートした同プログラムは、全国の加入者と双方向で対話する新たなデジタル窓口として位置づけられている。

この取り組みは、国民健康保険(JKN)に関する制度の周知や啓発、利用者の問題解決を目的とする。本部のほか全国12の地域事務所、127の支所が実施主体となり、各拠点が最低週1回、60分以上の生配信を行う。
配信には主にBPJSの担当者が登壇し、テーマに応じて外部の専門家も招く。
視聴者数は導入当初の1回500~3000人規模から増加し、一部の拠点では2万人を超える反響を呼んだ。BPJSは事前告知を強化することで、参加者の裾野をさらに広げる方針だ。
編集部コメント
行政広報が書面や窓口から、ショート動画等のプラットフォームへ移行した現実を象徴する事例だ。TikTokを単なる宣伝媒体でなく、苦情処理や質疑応答の「双方向窓口」に据えた点は、利便性も考慮した好例といえる。
視聴数の多さ以外にも、問題解決のスピード化や誤情報の抑止にどこまで寄与できるか、今後の運用側の実効性と工夫が関心を集めそうだ。