インドネシアニュース オランウータン「ジェニファー」来園、愛媛・とべ動物園にて2月一般公開へ
愛媛県立とべ動物園は昨年12月、インドネシア生まれの雌のボルネオオランウータン「ジェニファー」(14歳)を受け入れた。県とインドネシア政府の共同保護の枠組みに基づくもので、同園で飼育する雄「ハヤト」との繁殖を目指す。

ジェニファーは昨年11月10日に成田空港へ到着後、検疫を経て12月11日にとべ動物園に搬入された。翌日の22日、報道陣へ公開され、中村時広知事も対面した。同園は、ジェニファーを新しい環境と飼育員に順応させるため、非公開エリアで慎重に見守った後、今年2月に一般公開する予定だ。「ハヤト」との“お見合い”は5月頃を目指すという。
今回のジェニファーの受け入れの背景には、県とインドネシア側が24年9月に結んだオランウータン共同保護協定がある。昨年4月には、とべ動物園とインドネシアの飼育施設「タマンサファリ・インドネシア」間で、動物貸借に関する取り決めの契約手続きが進められてきた。
ボルネオオランウータンは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅寸前に位置づけられている。とべ動物園は、ジェニファーが安定して暮らせる環境整備を進めるとともに、資金の一部をクラウドファンディングで賄い、理解促進と周知を図る方針だ。