インドネシアニュース インドネシア産米、サウジ大手小売が採用へ

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 食糧調達公社ブログ(Bulog)は23日、サウジアラビアの大手スーパー「ビンダウード」と「ルル・ハイパーマーケット」がインドネシア産米を輸入・販売する意向を表明したと明らかにした。

第1弾出荷は2月28日からを予定している=アンタラ通信

 インドネシアが巡礼者向けに初めて実施するコメ輸出を機に、継続的な調達に前向きな姿勢を示したという。

 ブログはサウジでのハッジ(大巡礼)用供給に向けた市場調査の結果、現地の有力小売2者が継続的な調達と販売を約束したと述べた。

 背景には、サウジに在留するインドネシア人や、年間約200万人規模に達するインドネシア人の巡礼者の根強い需要がある。政府は2026年に第1弾として2280トンのプレミアム米をサウジへ輸出する計画だ。

編集部コメント

 サウジでの巡礼者用コメは、これまではタイやベトナム産が使われてきたが、今年から「世界のコメ供給国を目指すインドネシア産」が採用されたことになる。ブログは今後、サウジに自社物流拠点や倉庫を設けることも視野に入れ、販路拡大と継続供給に備える構えだ。巡礼という特殊な需要にまずは応える形だが、海外市場で高品質なコメとして認知されれば、世界的な市場への輸出の道も開くだろう。