インドネシアニュース レバラン大移動、今年は1.4億人

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鉄道では、ジャカルタのパサールスネン駅からの出発客が238万人で最多と予想される=アンタラ通信

 運輸省はこのほど、3月のレバラン(断食明け大祭)休暇期間にムディック(帰省)などで人口の50・6%に相当する約1億4390万人が移動するとの予測を明らかにした。帰省ラッシュのピークは13日と18日で、Uターンラッシュは23日に始まり、24日と28日に最大の混雑が発生すると見込まれる。

 出発地別では、西ジャワ州発が約3100万人と最多で、首都ジャカルタ発が約1990万人、東ジャワ州発が約1710万人と続く。

 行き先は中部ジャワ州が最も多く約3870万人、次いで東ジャワ州、西ジャワ州となった。都市・県別ではジャカルタ東部や西ジャワ州のボゴール県やブカシ県など人口密集地が主な送り出し元となり、行き先は中部ジャワ州内の地方都市に集中している。

 レバラン休暇における大移動は国内最大規模の季節行事だ。都市圏から一斉に帰省する文化は根強く、毎年、インフラ能力の限界に迫る混雑と渋滞を引き起こしている。       

 高速道路網の整備や公共交通の利用奨励、運賃割引などの対策が講じられているものの、自家用車依存の傾向は依然強く、状況は改善していない。     

 巨大な人の流れを安全かつ円滑にさばけるかどうかは政権への評価に直結するだけに、交通当局は周到な準備を急いでいる。