インドネシアニュース 高速鉄道スラバヤ延伸に「ゴーサイン」

Share facebook はてなブックマーク note X (Twitter)

 ドゥディ・プルワガンディ運輸相は6日、ジャカルタ—バンドン間で運行中の高速鉄道(通称・Whoosh=ウーシュ)を東ジャワ州の州都スラバヤまで延伸する計画について、プラボウォ大統領の承認を得たと明らかにした。政府は今後、実現に向けて詳細な実現可能性調査(FS)に着手する。

ジャカルタ―バンドン間で運行中の高速鉄道(Whoosh)

 同相によると、延伸構想は先に行われた運輸省とインフラ・地域開発調整省との合同会議で協議された。席上、プラボウォ氏が事実上の「ゴーサイン」を出し、運輸省に対して具体的な調査の実施を指示したという。

 会議に出席した鉄道総局長によると、調査対象にはスラバヤのさらに東に位置する同州バニュワンギまでの延長案も含まれる。最終的にはジャワ島を横断する長距離高速鉄道網の構築も視野に入れているとみられる。

編集部コメント

 現在運行中のジャカルタ―バンドン高速鉄道(全長約140キロ)は中国の支援で建設され、2023年に開業した。ジャカルタ―スラバヤ間は約700キロに及ぶ長距離区間であり、新政権下で大型インフラ整備が再び加速する可能性がある。 

 延伸は交通利便性の向上や経済圏の拡大につながると期待される一方、巨額の事業費や採算性への懸念も根強い。

 ジャワ島中部の山地地形や土地収用など課題も多く、計画策定には慎重な検討が求められそうだ。