インドネシアニュース 祝祭の食卓、脅かす「期限切れ肉」
国家警察の特別捜査隊は8日、レバラン(断食明け大祭)に向けた需要期に合わせ、伝統市場で販売される予定だった賞味期限切れの輸入冷凍肉約9トンを押収したと発表した。

警察によると、捜査当局は冷凍肉を運搬中だったトラック3台を差し押さえ、関与した疑いのある複数の人物を拘束した。証拠品と共に捜査本部に移送し、必要な証拠を収集しているという。
国家警察は、食品価格の安定と品質維持を目的とした「食品タスクフォース」を通じ、祝祭シーズンの食料流通監視を強化している。ラマダン(断食月)やレバランに加え、旧正月やバリ島の新年「ニュピ」などの主要行事の時期には、市場パトロールや抜き打ち検査を徹底し、不正流通の摘発を進めている。
編集部コメント
レバラン直前は食肉需要が高まるため、品質の劣る食品や期限切れ商品の流通が問題となりやすい。
政府と警察が連携して流通監視を強化する中、市場という「水際」で大量の不正品を差し押さえた今回の対応は、消費者保護の観点から意義が大きいといえる。祝祭日シーズンに国民が安全な食品を入手できるよう、市場監視の継続と違反者への厳格な取り締まりが今後も重要になるだろう。