インドネシアニュース 留学生58人を壮行、文化交流の担い手に期待
ジャカルタの在インドネシア日本国大使館で25日、日本政府の奨学金を受けて来日するインドネシア人留学生58人の壮行会があった。大使館は留学生一人ひとりが日本でインドネシア文化を発信する「大使」となり、文化交流を通じて両国関係の深化に寄与するよう期待を寄せた。

留学生の内訳は研究生32人、学部生6人、高等専門学校生12人、専修学校生8人。壮行会では学生らが「奨学金を通じて地域社会や国、国際社会に貢献したい」と抱負を語った。
大使館側は「インドネシアの多様で美しい文化を日本社会にもっと広めてほしい」と要請。留学生活を通じて、将来の両国関係を支える長期的な人的ネットワークを築くよう呼びかけた。
編集部コメント
両国関係は首脳外交や経済協力に注目が集まりやすいが、実質的な関係の厚みを決めるのは留学経験者や日本語話者が形成する人的ネットワークだ。
日本で学ぶ人材の裾野が広いインドネシアでは、将来の協力案件を支える実務人材の層が一段と厚みを増す可能性が高い。大使館は、インドネシアの日本語学習者数が世界で2番目に多いと説明し、日本が引き続き有力な留学先である点も強調した。今回の壮行会は、人的資本の育成を重視する姿勢を示したものといえる。