インドネシアニュース 三菱重工、アンモニア発電の研究協力深化

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 三菱重工業は21日、インドネシアの国立バンドン工科大学との間でアンモニアを利用したクリーン発電技術の共同研究を深化させる新たな協定を締結したと発表した。両者は2020年に最初の覚書を交わし、次世代エネルギーや発電所のビッグデータ分析の研究協力を開始。22年に提携を更新してからはアンモニア混焼発電に関する複数の共同研究を進めてきた。

クリーン発電技術で共同研究を深化に向けた協定を結んだ三菱重工業とバンドン工科大の代表=三菱重工業の公式サイトより

 今回の新協定により、長期的パートナーシップを延長し、アンモニア燃料のガスタービン発電への応用に向けた技術的知見を一層深める。安全で効果的な燃焼手法やガスタービン適用技術を検証し、インドネシアが目指す「60年またはそれ以前のネットゼロ達成」を支えるイノベーションの蓄積を図るとしている。

編集部コメント

 三菱重工グループは発電ソリューション部門の三菱パワーと連携し、インドネシアで科学技術分野の発展と脱炭素化に取り組んでいる。          

 今回の協力深化もその一つで、既存石炭火力発電所のクリーン化や再生可能エネルギー拡大と並行し、新燃料アンモニアの実用化がインドネシアの長期目標達成に役立つとの考えを示している。         

 アンモニアは燃焼時に二酸化炭素(CO2)を出さない次世代燃料として注目され、日本企業は技術開発で先行している。