インドネシアニュース 高オクタン価ガソリン「輸入ゼロ」へ
バフリル・エネルギー・鉱物資源相は22日、2027年までに高オクタン価のガソリンの輸入を全面停止する計画を明らかにした。国内の精製能力拡充やバイオ燃料生産の強化を通じ、RON92、95、98といった非補助ガソリンを海外調達に頼らず賄う方針だ。

同相は国会で、エネルギーの輸入構造を見直し、輸入依存を低減する計画を綿密に進めていると述べた。実現すれば27年以降、ガソリン輸入は補助対象のRON90のみとなる。
また同省は、政府が航空燃料(AVTUR)の自給にも乗り出す方針を示した。 26年中に余剰生産分の軽油約140万リットルを原料として転用し、国営石油プルタミナと連携してジェット燃料の国内生産体制を確立する。27年にはAVTURの輸入も停止し、国内供給で賄うことを目標としている。
編集部コメント
政府が掲げる27年輸入ゼロという目標は野心的だ。達成には需要の伸びに見合う新規製油所の稼働や電気自動車(EV)の普及などが不可欠で、民間投資の呼び込みもカギとなる。輸入ゼロはエネルギー自立への大きな一歩となるが、実現までの道のりは平坦ではない。