インドネシアニュース Sompoインドネシア、医療保険を拡充

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 SOMPOホールディングス傘下の現地法人Sompoインシュランス・インドネシアは、2026年に医療費インフレが高水準で推移するとの見通しから、企業・個人向けの医療保険サービスを強化する方針を打ち出した。

商品拡充を図るSompoインシュランス・インドネシア=同社公式サイトより

 国民健康保険(BPJS)を補完する商品の拡充を通じ、予期せぬ高額治療費への備えを強化する考えだ。

 保険コンサルティング大手WTWの調査によると、26年のインドネシアの医療費インフレ率は前年比で約15%に達する見通しだ。アジア太平洋地域の平均(約14%)を上回る推移が予測されており、医療コストの増大が深刻な課題となっている。

 こうした状況を踏まえ、同社は企業向け医療保険サービス「HealthCare+(ヘルスケアプラス)」を軸に大企業から中小零細企業まで、規模に応じてプランをカスタマイズできる柔軟なソリューションを用意した。入院時の個室利用費や先進医療の外来治療費、特殊な処方薬などを補償し、自己負担の不足分を埋めるだけでなく、質の高い医療へのアクセスを支援する商品設計に注力するという。

編集部コメント

 BPJSは給付範囲や上限額に限界があるため、中間所得層以上を中心に、不足分を補う民間保険の需要が高まっている。「ヘルスケアプラス」のように公的保険の空白地帯を埋める商品は、突然の大病や高度医療に伴うリスクを緩和する。          

 民間医療保険会社がこうした拡充に動くのは「時代の要請」といえるだろう。