インドネシアニュース ロシア原油最大1.5億バレル確保ー年間需要の半分に相当

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 プラボウォ大統領の特使を務めるハシム・ジョヨハディクスモ氏は23日、インドネシアがロシアから最大1億5000万バレルの原油供給を受ける見通しとなったと発表した。インドネシアの年間需要は約3億バレルとされ、その半分に相当する規模となる。中東情勢の緊迫化で世界的な原油不足が危惧される中、調達先の多角化により安定供給を図る狙いがある。 

 ハシム氏が同日、ジャカルタで開かれた経済説明会で明らかにした。プラボウォ大統領が13日にモスクワを訪問した際、プーチン大統領との会談で実現した成果だという。 

 ハシム氏によると、ロシア側はまず1億バレルについて「特別価格」で供給することに同意。インドネシア側の需要に応じて、さらに5000万バレルの追加供給も検討されている。 

 バフリル・エネルギー鉱物資源相は、ロシア産原油の輸入について早ければ4月中にも開始する考えを示しているが、ロシアとの取引拡大は欧米による経済制裁リスクを伴うため、今後の交渉の進展に注意が必要となりそうだ。