インドネシアニュース 在外投票、始まるー第51回衆議院議員総選挙 ジャカルタでは2月2日まで
第51回衆議院議員総選挙に伴う在外投票が28日、世界各国にある233の在外公館で始まった。インドネシアでは、在インドネシア日本国大使館で1月28日から2月2日まで、在メダン、スラバヤ、デンパサールの各総領事館および在マカッサル領事事務所で1月28日から2月1日まで、それぞれ午前9時30分から午後5時まで投票を受け付けている。投票には在外選挙人証とパスポートまたは写真付き身分証明書(滞在国政府発行の写真付き身分証明書も可)の提示が必要となる。

投票期間初日の28日、在インドネシア日本国大使館では明珍充・在インドネシア日本国臨時代理大使が投票を行った。明珍臨時代理大使は大使館ではいつでも在外選挙への準備を整えているとし、「国民の権利を行使してほしい」として投票を呼びかけた。
大使館内に設けられた投票所には、在外選挙人証の手続きのために訪れた邦人の姿も見られた。手続きをしていた一人は「日本で転出届を出したときに在外投票のことを知ったが、在留届の提出が必要とは知らなかった」という。また、投票所を訪れた人の中には「(参院選含め)1年半で3回も選挙があるのはおかしい」と疑問を呈す声もあった。
在外選挙人証は、海外在住の18歳以上の日本国民が国政選挙で投票するために必要な在外選挙人名簿への登録を証明する書類で、海外転出の届け出と同時に市区町村選挙管理委員会の窓口で行うか、赴任後に最寄の在外公館で手続きをすることができる。2024年には市区町村選挙管理委員会と在外公館が申請にかかるデータを直接やり取りする仕組みが導入され、従来は約3カ月を要していた手続きが、最短で約1カ月まで短縮された。
総務省の統計(25年9月1日付)によると、在外選挙人証の発行は10万1762人に対して行われている。