インドネシアニュース BNI、ラマダン期のサイバー詐欺に警戒呼びかけ

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 国営銀行バンク・ヌガラ・インドネシア(BNI)は24日、ラマダン(断食月)からレバラン(断食明け大祭)にかけて増加するオンライン金融取引を狙ったサイバー詐欺に警戒するよう国民に呼びかけた。

ラマダンとレバラン中のサイバー犯罪で注意を促したBNI

 BNIは「特にレバラン直前は帰省や祝宴に伴う送金や電子決済が急増するため、利用者は細心の注意を払う必要がある」と強調。なかでも、銀行や公的機関を装ってメールやSMS、電話で偽のメッセージを送り、IDやパスワードを盗み取る「フィッシング詐欺」の被害が依然として深刻であると説明した。

 その上で「銀行が顧客に対し、暗証番号などの機密情報を問い合わせることは決してない」として、銀行職員を名乗る相手であっても、個人情報やパスワードなどは絶対に教えないよう注意を促した。

編集部コメント

 ラマダンからレバランにかけての時期は国内で資金移動が最も活発になり、詐欺が横行しやすい。大手の銀行がこのタイミングで注意喚起を強化した背景には、デジタル化に伴い手口が巧妙化するフィッシング詐欺への危機感がある。

 日本でもフィッシング詐欺は社会問題化しているが、インドネシアも同様に利用者への啓発とセキュリティー基盤の強化が喫緊の課題となっている。