コミュニティー 言葉超えて笑顔広がるーバンドン日本人学校 インドネシア語劇で交流

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交流を行ったBJSとスルール小学校の児童生徒ら

 バンドン日本人学校(BJS、西ジャワ州バンドン市)はこのほど、近郊のスルール小学校の児童を招き、交流会を開いた。「同年代の子どもたちと触れ合い、コミュニケーション能力を高める」をテーマに、当日はスルール小から39人、BJSから22人が参加した。         

アンクルンを演奏するBJSの児童生徒

 インドネシアの伝統楽器アンクルンの演奏では、互いに練習してきた曲を披露。名曲「ハロハロ・バンドン」を合同で合唱・合奏し、会場は大きな拍手に包まれた。見守った教員や保護者の表情も自然とほころんだ。

インドネシア語劇「バンドンヤナ」の一場面

 続いてBJSの児童生徒は、叙情詩「ラーマーヤナ」と日本の昔話「桃太郎」を組み合わせたインドネシア語劇「バンドンヤナ」を上演。「おもてなしの気持ちとインドネシアへの愛情を伝えたい」と練習を重ねてきたという。BJSの演技を見たスルール小学校の関係者からは大きな歓声が上がった。  王女役を演じた榎本大可さん(中学部3年)は、「多くの人の前で緊張したが、インドネシアの皆さんが喜んでくれて楽しかった」と感想を述べた。

 スルール小のレリ校長は「子どもたちは日本の文化について新しい経験ができたことをとても喜んでいた。今後も両校の協力関係が末永く続くことを願っている」と話した。また、BJSの保護者からも「インドネシア文化を子どもたちが表現し、理解しようとする姿勢がうれしかった」との声が上がった。     劇の指導をした小中啓子教諭は「つたないインドネシア語にも温かい反応があり、子どもたちの『おもてなしの気持ちを伝えたい』という思いがしっかりと伝わった。BJSの子どもたちにとって、とても貴重ですばらしい機会になった」と振り返った。