インドネシアニュース プラボウォ大統領が訪ロ、プーチン氏と会談へ
スギオノ外相は12日、プラボウォ大統領が今週中にロシアの首都モスクワを訪問し、プーチン大統領と会談すると明らかにした。緊迫する地政学リスクへの対応に加え、エネルギーの安定確保が主な議題になる見通しだ。

スギオノ氏は今回の訪ロを「国家にとって極めて戦略的価値の高い日程」と位置づけ、自らも同行する考えを示した。具体的な出発日は公表を控えたが、国益を最優先した首脳外交であることを強調した。
首脳会談では、中東情勢の緊迫化に伴う供給網の混乱を背景に、エネルギー安全保障が最大のテーマとなる。プラボウォ大統領は「国家経済の安定はエネルギー安保に直結する」との認識を強めており、ホルムズ海峡の物流不安などを踏まえ、安定的な石油調達先の多角化を急ぐ構えだ。
編集部コメント
プラボウォ大統領の訪ロは就任後3回目。今回は単なる儀礼的な訪問にとどまらず、エネルギー安全保障を外交の最前線に位置づける政権の姿勢を改めて示したものだ。
インドネシアは中東情勢の不安定化を受け、エネルギー調達先の分散を急いでおり、ロシアとの対話はその選択肢を広げる意味を持つ。一方で、地政学的なバランスをいかに取るかが課題となりそうだ。