インドネシアニュース シナルマス、BSD医療拠点を上棟

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 不動産開発大手のシナルマス・ランドは14日、バンテン州のBSDシティ「BSDデジタルハブ」特別経済区(KEK)で建設中の医療施設「メディカル・スイーツ」が上棟したと発表した。同社は国際水準の医療や研究、教育機能を備えた拠点として、政府の医療高度化政策と連動する重要案件と位置づけている。

メディカル・スイーツの上棟式=シナルマス・ランドのサイトより

 この施設はシナルマス傘下の開発・運営主体「スルヤ・インテル・ウィセサ」が進める医療分野の第二弾。先行する「バイオメディカル・キャンパス(BMC)」に続くプロジェクトとなる。

 KEKは2025年11月の稼働以降、1兆1900億ルピアの投資実現や836人の雇用を創出したとされ、今回の上棟により、医療・IT分野の「エコシステム(事業生態系)」拡充を加速させる。

編集部コメント

 メディカル・スイーツは、外国投資家らが特区内で早期に事業を開始できる「即稼働型」の医療拠点需要を見込んで整備されている。BMCの管理棟「タワー・サイエンス」は既に入居率100%に達しており、営業許可を得た企業や診療許可を取得した外国人医師らが拠点を構える。

 シナルマス・ランドは今後、医学系大学や検査・診断センター、専門クリニックなどの誘致を加速させ、医療クラスターの形成を急ぐ方針だ。