インドネシアニュース 無料給食司令センター、来月開設へ
食料担当調整省は26日、無料給食プログラム(MBG)の運用を統括する「全国司令センター」を5月中旬に開設する方針を明らかにした。同省内に設置し、中央・地方政府間の連携を強化することで、献立計画や栄養教育、サービス品質の向上を図る。

同省によると、MBGの調理・配布拠点である「栄養サービスユニット(SPPG)」のうち、24日時点で1789カ所が一時停止中となっている。以前の約3000カ所からは減少したものの、依然として食中毒の発生や衛生設備の不備が主な課題となっている。
このため、一部の拠点は現在の場所での改善が難しく、政府は国家栄養庁(BGN)と協議し、施設の移転や再編を含めた対応を検討する方針だ。
編集部コメント
司令センターの設置は相次ぐ食中毒等を受けた危機管理の強化であり、給食制度の信頼回復に向けた一歩といえる。
膨大な対象者と拠点を抱える無料給食は、中央の監督・指導なしに品質の均一化は困難だ。実効性を持たせるには現場状況の迅速な把握や、調理拠点への是正指示に加え、地方政府と明確に権限を分担するシステム作りも欠かせない。