インドネシアニュース GIIAS、過去最多65ブランド集結ー30日開幕、エコカー軸に商機競う

インドネシア自動車工業会(ガイキンド)は13日、国内最大級の自動車展示会「ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)2026」を、30日から8月9日までバンテン州タンゲラン県BSDシティーのインドネシア・コンベンション・エキシビション(ICE)で開くと発表した。乗用車や商用車、二輪車、車体架装を合わせた参加ブランド数は世界各国の65以上と過去最多を更新。電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)、スポーツタイプ多目的車(SUV)を軸に、各社がインドネシア市場向けの新製品を競う。
日系勢では、ホンダは小型EV「スーパーワン」を投入する。トヨタ自動車はアウトドア志向の新型EVとSUVを発表する予定だ。三菱自動車はインドネシアで同社初となるHEVを披露する予定で、GIIASに先立つ16日には南ジャカルタの商業施設で先行展示を行う。
他国メーカーの攻勢も激しい。韓国・現代自動車は「アイオニック3」や7人乗りEVを含む4車種を用意。中国勢では長安汽車、吉利汽車、iCarなどがSUVを中心に新モデルを投入し、吉利傘下の高級EVブランド「ZEEKR」が初参加する。
米フォード・モーターは「エベレスト・ラスト・エディション・チタニウム」を発売する計画だ。商用車分野では中国・遠程汽車(ファリゾン)が2製品、日野自動車が新型バスを披露する。
会場はICEの全11展示エリアを使用し、乗用車43ブランド、商用車7ブランド、二輪車13ブランド、車体架装5社が出展する。
ガイキンドは、国内生産と輸出の拡大を背景に、海外メーカーのインドネシア市場への関心が高まっていると説明。6月までの完成車輸出台数は前年同期比7・7%増の25万1705台となり、2026年第1四半期(1〜3月)の四輪車生産も前年同期比で約14%増えたとしている。
ガイキンドのプトゥ・ジュリ・アルディカ会長は「インドネシアは単なる市場ではなく、将来の自動車産業を強化する戦略的な生産拠点だと世界の業界関係者に示したい」と述べた。GIIASはタンゲランでの開催後、8月にスラバヤ、9月にバンドンとスマラン、10月から11月にかけてマカッサルを巡回する。来年1月27~31日には、新たにバリ州サヌールでも開催する予定だ。