インドネシアニュース 日本ペイント、アクゾの塗料事業買収ー東南アジアなど7カ国、13.5億ドル

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Duluxなどの有名塗料ブランドを展開するアクゾノーベル=同社WEBサイト

 日本ペイントホールディングス(HD)は5日、オランダの塗料大手アクゾノーベルから、インドネシアなど東南アジアとオセアニアの計7カ国の建築用塗料事業を取得することで合意し、契約を締結したと発表した。取引総額は13億5000万ドル。インドネシア事業は2026年末、残る6カ国は27年半ばまでの買収完了を見込む。

 対象はインドネシア▷ベトナム▷マレーシア▷タイ▷シンガポール▷パプアニューギニア▷オーストラリア。インドネシアでは、アクゾノーベルと現地パートナーによる建築用塗料の合弁会社の株式を、日本ペイントHD傘下の香港法人が100%取得する。買収資金は手元資金と金融機関からの借り入れで賄い、新株発行による調達は行わない。

 買収対象となる事業の25年12月期の売上高は2億9100万ドル、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は6500万ドル。

 日本ペイントHDは、アクゾノーベルの主要ブランド「Dulux(デュラックス)」などを引き継ぎ、調達や製造、物流、営業などで協働し、相乗効果を狙う。

 日本ペイントHDは5月、米同業大手シャーウィン・ウィリアムズと共同でアクゾノーベル全体の買収を提案したが、アクゾノーベル側が拒否。6月に共同提案の検討を終了した後、7月には建築用塗料事業を単独で買収する提案を行ったが、いずれも受け入れられなかった。

 だが今回、買収対象を東南アジアなどの事業に絞ることで双方が合意に至った。