インドネシアニュース イオン、北ジャカルタに14号店ー「日本式の買い物体験」で都市生活層を開拓

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エンポリウム・プルイット・モールでの開店セレモニーの様子=イオン・インドネシア提供

 イオン・インドネシアはこのほど、北ジャカルタの商業施設「エンポリウム・プルイット・モール」に国内14店舗目となる新店舗を開業した。生活必需品から日本式の総菜までをワンストップで提供し、地域住民の日常需要の囲い込みを狙う。

 同社は出店先であるプルイット地区について、若年ファミリー層や専門職などの都市生活者が多く、日常の買い物に利便性と品質を同時に求める地域と位置づける。

 新店の最大の特徴は「日本式の買い物体験」の提供だ。店内には「フード・ストリート」を配置し、人気の高い寿司やたこ焼き、総菜、ベーカリーなどを幅広く展開。食品売り場では、オーストラリア・タスマニア島にある自社牧場から直輸入するブランド牛「タスマニアビーフ」などを販売するほか、子ども向けに菓子の詰め放題ができる「キャンディ・ゾーン」を設けるなどファミリー層への訴求力を高めた。

 サービス面では、清潔な売り場づくりやわかりやすい陳列、接客などの日本流の店舗標準化を徹底する。さらに、メッセージアプリを活用した買い物代行サービス「RAISA」を導入。来店の手間を省き、スマートフォン上での注文から配送、店頭受け取りまで完結できる体制を整えた。

 今回の開業は、同社のインドネシア進出10周年の節目とも重なった。

 店頭では開店キャンペーンとして会員向けの割引やポイント還元も実施。今回の新店を足がかりに、北ジャカルタでのシェアを拡大し、長期的なドミナント(集中出店)戦略につなげる方針だ。