インドネシアニュース ハラール宮崎牛、イ市場開拓へー県が初PR、販路を拡大

宮崎県は4日、中央ジャカルタのホテル「アヤナ・ミッドプラザ・ジャカルタ」で、ハラール認証を取得した宮崎牛を紹介するレセプションを開いた。現地のバイヤーや飲食店、政府関係者ら100人以上が参加した。インドネシアでの開催は初めて。世界最大のムスリム人口を抱える市場で認知度を高め、販路拡大につなげる。
会場では、宮崎県内の食肉加工会社SEミート宮崎が処理したハラール対応の宮崎牛を使い、あぶり寿司やヒレカツなど7品を提供した。同社はインドネシア宗教省直下のBPJPH(ハラール製品保証実施機関)から認証を取得しており、1日最大50頭をと畜・加工できるという。

SEミート宮崎の有田米増社長は「インドネシアの皆さまと日本の食文化を共有できることをうれしく思う。今後もムスリムの皆さまに安心・安全なハラール宮崎牛の肉を提供していきたい」と話した。同社幹部は「市場への手応えを感じている」とする一方、「今後、インドネシア市場で宮崎牛をどのようにブランドとして定着させていくかが課題だ」と述べ、継続的な販路開拓が必要との考えを示した。

ハラール宮崎牛の販売を手掛けるNikujilleの有田ジェームス社長は、高級部位だけでなく幅広い部位を売り込む考えを示した。「和牛は一頭を余すことなくおいしく食べることができるのが魅力。さまざまな部位のおいしさを知ってもらい、和牛をより身近な存在にしたい」と語った。
宮崎県は今回の催しを足がかりに、飲食店や流通業者への売り込みを進め、インドネシアなどイスラム圏への輸出拡大を目指す。