インドネシアニュース 3Dプリンターの銃が暴発、中学生死亡
リアウ州シアク県の中学校で8日、理科の試験中に生徒が自作した銃が爆発し、制作した生徒が死亡する事故があった。教育現場での危険物の持ち込みや管理体制を巡り、学校の監督責任を問う声が噴出している。地元教育当局は近く、全校を対象にカリキュラムの点検と安全管理の再徹底に乗り出す方針だ。

地元警察によると、死亡したのはM・アキルさん(15)。理科の実技試験で、3Dプリンターで自作した手製銃の動作を実演しようとした際、銃身付近が爆発。破片が顔面や頭部を直撃した。アキルさんは直ちに病院へ搬送されたが、収容先に死亡が確認された。
警察は現場から銃の部材を押収し、法科学研究所で爆発の原因や構造の鑑定を進めている。事故を受けて学校は一時休校となった。教育当局は警察の捜査に協力するとともに、実験手順や教師の立ち会い状況など、校内の安全管理体制を厳しく検証するとしている。
編集部コメント
理科教育の創意工夫と安全管理の境界が曖昧なまま、授業が進められていた懸念は拭えない。若者が命を落とした事実は重く、危険物の定義や教員の監督範囲などの明確化は急務だ。自由な探究と生徒の生命保護をいかに両立させるか、再発防止に向けた抜本的改善が問われる。