インドネシアニュース トヨタ、職業校との連携強化

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エンジンの品質確認作業を進めるTMMINカラワン工場(西ジャワ州)の従業員=同社公式サイトより

 トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア(TMMIN)は25日、バリ州デンパサールの職業高校2校に実習用の自動車エンジンを1基ずつ提供したと発表した。教員研修やカリキュラム整備もあわせて実施し、産業界が求める人材の育成につなげる。

 エンジンが引き渡されたのは、デンパサール第1国立職業高校と、レカヤサ・デンパサール職業高校。同社が2017年から展開する「職業学校開発事業」の対象拡大の一環となる。

 TMMINは、単なる機材提供だけでは実戦的な就業能力の育成につながらないとして今後は教員向けに産業現場の基礎技能研修を実施。授業内容を企業側の採用需要と合致させる方針だ。

 具体的には、規律や労働安全、品質管理のほか、トヨタ流の「カイゼン(改善)」といった生産現場の基準を教育現場に導入する。

 これにより、技術力のみならず、産業人材として必要な職業意識の醸成を促す。

 同社は「人への投資」を重視しており、学校や政府、企業が連携した持続的な職業教育体制の構築を通じて、現地の労働需要への貢献を目指す構えだ。