インドネシアニュース 宗教・文化研究のホー氏、25日に訪日ー国際交流基金が招へい

国際交流基金(JF)は25日から10日間の日程で、宗教や文化間の相互理解活動に取り組むインドネシアのレイメナ研究所のマティウス・ホー代表を日本に招へいする。ホー氏は滞在中、東京・京都・広島を訪れ、多文化・多宗教社会における共生をテーマに国内の学術関係者や宗教関係者らと交流する予定だ。
今回の招へいは、日本と東南アジア間の人的ネットワークを強化し、双方向の相互理解を次世代へ継承する目的で同基金が24年から10年計画で展開する東南アジアとの交流事業「次世代共創パートナーシップ―文化のWA2・0―」の一環。
ホー氏は、異なる宗教や文化への相互理解を促し、社会的な協働を目指す「クロスカルチャー宗教リテラシー(CCRL)」プログラムを主導している。同プログラムには過去5年間で1万1000人以上が参加しており、2025年には「東南アジア諸国連合(ASEAN)共同体ビジョン2045」の関連事業にも採用された。
今回の滞在中、ホー氏は明治大学や高校生向けの多文化共生サマースクールのほか、明治神宮や同志社大学、清水寺、広島平和記念公園、大塚モスク(東京都豊島区)などを訪問する予定だ。
ホー氏は米ウィスコンシン大学マディソン校で電気・コンピューター工学の修士課程を修了後、大手コンサルティング企業アクセンチュアのインドネシアやシンガポール拠点などを経て、05年にジャカルタでレイメナ研究所を共同設立。09年からエグゼクティブディレクター(代表)を務めている。