インドネシアニュース ブリヂストン、現地技術開発を強化

タイヤ大手のブリヂストン・タイヤ・インドネシアは8月31日、インドネシアでの事業開始から50周年を迎えたのに合わせ、現地の製造および技術開発能力を一段と強化し、技術の現地化を進める方針を表明した。
また、同社は8月から車内騒音を大幅に低減する独自技術「B―Silent(ビーサイレント)」を搭載した新型タイヤの現地供給も開始した。
同24日にジャカルタで開かれた創業50周年の記念式典で、同社のスティクノ社長は、電気自動車(EV)の普及など自動車市場の構造転換が進む中、「製品研究から原材料計画、専用設計、製造にいたる全工程において、現地で完結できる対応能力をさらに高めていく」と説明した。
ブリヂストンは1976年2月、西ジャワ州ブカシでインドネシア初となるタイヤ工場の操業を開始。99年には同州カラワンに第2工場を新設した。現在のカラワン工場にはグローバル基準を満たす独自の試験走行施設(テストコース)が併設されており、乗用車用からトラック・バス用、特殊車両向けまで幅広いタイヤを生産。国内販売のみならず、世界市場への重要輸出拠点としても機能している。
式典に出席したブリヂストン本社の田村亘之取締役代表執行役EAST CEOは「インドネシアは主要市場の一つで、製造と輸出の戦略拠点だ」と強調。世界150以上の国・地域で展開する同社グループの知見や先端技術を、現地の研究・生産体制と融合させることで、次世代モビリティーの需要に応える製品投入を加速させる考えを示した。