インドネシアニュース 「ウーシュ」旅客輸送1500万人突破

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 ジャカルタと西ジャワ州バンドンを結ぶ高速鉄道「Whoosh(ウーシュ)」を運営するインドネシア中国高速鉄道(KCIC)は16日、ウーシュの累計旅客輸送量が14日時点で1500万人を突破したと発表した。2023年の開業から約2年半を経て、運行能力とサービス品質の両面で安定成長を維持している。

ウーシュに乗り降りする乗客=アンタラ通信

 同社によると、これまでの1日あたり最多利用者数は2万6770人で、最高乗車率は99・64%に達した。利用者の内訳も広がっており、外国人旅行者による利用は延べ76万人を超えたという。

 同社は開業直後の立ち上げ局面から「急成長局面」へ移行したと位置づけており、輸送効率やサービス水準、ブランド認知が全般的に向上しているとして単なる新規インフラの段階から、日常的に利用される広域交通網へと役割が定着しつつあるとの見方を示した。

編集部コメント

 インドネシアと中国の協力事業として開業したウーシュは、全長142・3キロを最高時速350キロで結び、ジャカルタ―バンドン間の移動を従来の3時間超から46分へ短縮した。運営側はこのスピード性が沿線都市の接続性を高め、地域開発の連動に寄与したとしている。

 高い乗車率を一過性の需要に終わらせず、沿線の都市開発や地方都市経済との連携強化へどこまで結びづけられるかが、今後の安定成長に向けた課題となる。