インドネシアニュース インドネシアの中学生、国際発明展で金賞

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ケンジオさんが開発した「MUNSPARK」の画面=JDIE公式サイトより

 大阪市で3、4の両日に開催された国際発明展「ジャパン・デザイン・アイデア・発明博覧会(JDIE)2026」で、インドネシア人中学生のケンジオ・ムハンマド・ラハルジョさん(13)の作品が金賞に選ばれた。ケンジオさんは人工知能(AI)を活用し、外交討論のスキルを個人で効果的に訓練できるシステムを開発した。

 開発されたシステム「MUNSPARK」は、模擬国連などの外交討論をオンライン上で再現する学習プラットフォーム。利用者は、画面上に配置された仮想の各国代表を相手に議論を交わし、交渉力や主張の組み立てなどを実践的に練習できる。システムは発言内容を即時に分析・評価し、利用者ごとに具体的な改善点や効果的な交渉方法を提示する仕組みだ。

 ケンジオさんは、質の高い外交・討論教育を受けられる機会に地域や学校間で格差がある現状を知り、個人でも練習できる仕組みを考案したという。

 ケンジオさんの作品は金賞に加え、優れた国際的な革新技術に贈られる特別賞もダブル受賞した。一連の技術については既に特許も申請済みだ。ケンジオさんは「経済状況や住む地域に左右されず、世界中の若者が外交や討論の技能を学べる環境を広げたい。AIを補助役として活用し、思考力や交渉力を引き上げることが目標だ」と話した。