インドネシアニュース 極東開発工業、第2工場が完成ープルワカルタで特装車の生産増強

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7月23日に開催された竣工式には、布原達也・極東開発工業社長(右から2人目)も参加した=同社提供

 特装車事業を手がける極東開発工業(大阪市)はこのほど、西ジャワ州プルワカルタ県で大型特装車などを生産する第2工場を竣工(しゅんこう)し、稼働を開始したと発表した。現地鉱山向けの石炭やニッケル輸送を視野に大型ダンプなどの生産能力を大幅に引き上げる。既存の第1工場とも連携し、現地での製品ラインアップ拡充を図る。

 新工場の敷地面積は4万130平方メートルで、延べ床面積は9325平方メートル。投資額は2940億ルピアに上る。現地の製造・販売合弁会社である「キョクトウ・インドモービル・マニュファクチャリング・インドネシア」が、コタ・ブキット・インダ工業団地内にある既存工場の隣に建設した。インドネシア国内では物流やインフラ整備、資源開発で商用車需要が拡大しており、特に同社が注力する鉱山分野では、輸送効率の向上を狙った車両の大型化ニーズが強まっている。

 第2工場では、サイドダンプ式フルトレーラーをはじめ、超大型・大型ダンプの荷台製造と車両への架装に対応する。建屋やレイアウトは散水車など他製品への生産切り替えが容易な構造を採用し、需要に合わせて第1工場と互いに生産機能を調整できる体制を整えた。

 今後は既存の工場との役割分担を最適化し、鉱山向けを含む大型特装車の供給体制を整え、インドネシアをはじめとする東南アジア事業基盤のさらなる強化を狙う。