インドネシアニュース 広島交通がインドネシア人2人採用ー運転手不足の解消へ、広島県初

バス会社の広島交通(広島市)が、インドネシア人2人を路線バスの運転手候補として採用し、年内の乗務開始を目指して訓練を進めている。バスの運転手不足が深刻化する中、外国人材を確保して路線維持を図る取り組みで、同社によると広島県内のバス事業者では初めてのケースだという。
採用されたのはインドネシアでタクシー運転手の経験があるティエリ・コロンピスさん(36)と、工場に勤務していたサエフル・ウルムさん(49)。2人は4月に入社し、自動車学校での特別訓練を経て6月にインドネシアの運転免許から日本の免許への切り替えを終えた。現在は公道での運転や車内アナウンス、運賃の扱いといった接客研修に取り組んでいる。
現在、広島交通の運転手は195人と10年前から約2割減少し、平均年齢も53歳で高齢化が課題となっていた。国が2024年に在留資格「特定技能」の対象に自動車運送業を追加したのを受け、同社社長がインドネシアへ赴き、採用を決めたという。
2人は社内研修や免許の取得などを経て、今年末までの正式な運転開始を予定しており、同社は今後も外国人運転手の採用を続けたいとしている。