インドネシアニュース 武田薬品、血漿分画製剤で政府と協業

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武田薬品はインドネシア国内での献血ネットワーク構築にも力を入れる=ShuterStock

 武田薬品工業は13日、インドネシア政府と、重い感染症などの治療に使う「血漿(けっしょう)分画製剤」へのアクセス拡大を目指す協業を開始したと発表した。保健省などから血漿の収集と分画を可能にするライセンスの供与を受けた。今後は現地での採血ネットワークや製剤の供給体制の整備を急ぐ。

 同社は2年間の試行事業に最大3000万ドルを投じ、成分献血の全国ネットワークを構築する。最初の成分献血センターは2027年に開設する予定だ。同社の血漿収集事業「バイオライフ」の知見を活用し、採取施設の設計や品質管理、高度専門人材の育成を進める。

 国内で採取した血漿は武田薬品の海外施設で分画し、インドネシア国内の需要に対して優先的に供給する。将来的には国内に製造施設を建設する可能性も検討する方針で、救命に必要な製剤の安定供給と、インドネシアのライフサイエンス分野における技術基盤の強化を目指すとしている。